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12周年を終えて

 

気付けば干支をひとまわり

 

行列ができるほどの店に

なりたいと思っていたのか

そうでないのか

 

本人たちにもわからず

 

そんな田舎の小さな店に

中原中也賞受賞作家が

「世界一美味しい豆腐」を手に

お祝いにかけつけてくれた

 

「ついでに!」というと

また叱られそうだが

今治市内の講演会を終えて

夕暮れ時ふと気付けば

マグノリア入口に立ってた

 

まるで天使が舞い降りたかと

思わせるような優しい

慈愛の眼差しとともに

 

愛媛で講演する度に

私たちをマグノリアを

思い出してくれたこと

玄米甘酒の美味しさと

オートミール粥の美味しさを

いつもいつも心の片隅に

そっと置いていてくれたこと

 

アメリカ生まれの詩人に

宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の

読み解き方を教えて貰った

 

ヘロドトスの言葉を冠した

ニューヨーク中央郵便局の言葉が

宮沢賢治の詩そのものだったのも

きっと賢治がヘロドトスを読んだに

違いないとその言葉を引用しながら

解説しながら詩人は言う

 

言葉の本質を 物事の本質を

見極める力を 私たち人間は

養わなければならないと

優しく 厳しく 教えてくれる

 

人として生きていくために

本当に大切なことは何か

提示し続けてくれる稀有な

心から尊敬する詩人が

マグノリアの行く末を

いつもどこかで見守って

くださっていること

 

12周年を終えて

佳代子さんとふたり

小さな小さなキッチンで

日々の営みを繰り返しながら

私たちに何ができるのか?

模索する13年目の始まり

 

また干支をひとまわりするころ

マグノリアに戻ってくると

天使は約束してくれました

 

あと12年

還暦の佳代子は72歳

おへそパン一切れで

一日働く疲れ知らずの

オーナー瀬尾も65歳

 

私たちに与えられたこの場所で

ものごとの本質をお伝えし続け

られますように

 

 

 

 

 

 

「お母さんは何で遥の誕生日に開店したの?」と

19歳になって初めて愚痴らしい愚痴を言った娘が

自分とスタッフの子供のために作ったケーキ

 

 

ランチ営業を終えてアーサーさんが来るまでの

ほんの合間に二人で自分たちの誕生日をお祝い

切なくて愛おしい一日

 

最後になりましたが

ご参加くださった皆さまに

支えてくださってる全ての方に

私たちの心からの感謝を捧げます

 

12年間本当にありがとうございました

 

干支をもうひとまわりするまで

どうかよろしくお願いします

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愛媛県今治市玉川町にあるマクロビオティックカフェです。

詳しくは

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をご覧ください。

連絡先

MAGNOLIA(マグノリア)

〒794-0109

愛媛県今治市玉川町長谷甲1060-1

0898-55-4350

CafeMagnolia55@gmail.com

午前9時半〜午後5時半

カフェ営業 木〜日

定休日 火・水

毎週月曜料理教室

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