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葛の効能と梅醤葛


皆さん、風邪ひいてませんか?
風邪の根本原因は、生活そのものにあります。病気の原因は根本のところでみな同じであり、風邪は、すべての病気のモデルともいえるのではないでしょうか。発生メカニズム、症状、対処方法などが異なっていても、基本メカニズムは万病共通だからです。
風邪にもっともかかりやすくなるのは、過食と運動不足とストレスが続いているときではありませんか?過食が続くと胃腸、肝臓、腎臓などの臓器が疲労し、自律神経が不安定になり、体内環境のコントロールが円滑にできなくなります。体内に多量の老廃物が停滞し、ここに、運動不足やストレスが重なると、事態はますます助長されます。その結果、体内で異常事態が発生します。

・体温調節が円滑にできない
・免疫力低下
・水分代謝が低下して水分過剰部分と不足部分が発生する。とくに上気道の水分が不足して粘膜が乾燥する。
・老廃物が、上気道周辺に停滞する。

これらの体内環境は、ウィルスの繁殖に適しています。そこへウィルスが進入して繁殖を始めます。病原菌などの微生物は、腐敗産物を養分にして生きています。病原性微生物に適した環境は、きれいな環境ではく、腐敗した環境なのです。上気道周辺を腐敗産物でいっぱいにしなければ風邪にはかからないのです。
ウィルスに感染すると、さまざまな不快な症状が発生します。薬で対症療法を行えば、一時的には楽になりますが、体内環境が変らない限り、何度も同じ事の繰り返し。一時しのぎで症状を抑えるのではなく、原因を除いて体内バランスを正し、体内クリーニングが自然に終わるのを待つのが一番です。
病気を治すのは自己治癒力です。自己治癒力を最大限に発揮するには、体への余計な負担をなくすことが一番。

1.断食
もっとも重要なことは内蔵の安静と、よけいな栄養素をいれないこと。栄養素の処理が不完全なため、老廃物が停滞することが、風邪の現況です。停滞した余分なものを排除しなければ完治しません。内臓を安静にするには、負担をゼロに近づけること。そのためには絶食がもっとも効果的です。風邪の時食欲が落ちるのも自然の摂理にかなったこと。

2.心身の安静
無理をして動いていると、内臓疲労の回復が遅れて老廃物の排出ができず、免疫力が下がって自己治癒力が低下してきます。心の安静は、肉体の安静異常に重要です。ストレスの要因を極力排除して、リラックスした状態で休むことが大事。

3.保温
風邪にかかっているときは、体温調節機能が不完全になるので、体を冷やさないよう、保温しなければなりません。布団の中で安静にしているのが一番です。

4.風にあたらない
気管の粘膜が乾燥している状態で風にあたると、ますます乾燥します。風邪のウィルスは、乾燥した粘膜の上で好んで繁殖します。やはり適度な湿度の中でお布団で安静にしているのは一番。

強い薬を飲まなくても下記の飲み物で充分自然治癒力を発揮できます。

・咳を伴う場合は蓮根湯
・鼻づまり・鼻水の場合は梅醤葛
・扁桃炎の場合は葛蓮根
・発熱の場合も葛湯

喉が渇いても冷たい水だけは飲まないで。白湯か、上記の飲み物を飲んで、体の声に耳を澄ませながら、自己治癒力が発揮できるよう手助けしてあげてくださいね。

それでは今日は梅醤葛の作り方をご紹介します。

【梅醤葛】
葛 小匙1(小匙1〜2の水で溶く)
水 カップ1
梅干し 1/2〜1個
天然醸造醤油 数滴〜小匙1/2

・梅干しの種を除き刻むかすり潰す
・鍋に水で溶かした葛と水を入れ弱火にかける
・透明になるまで数分かき混ぜた後梅と醤油を加え更に数分煮て出来上がり
・熱い内に飲み干す

血液を強化し、消化・吸収を良くし、エネルギーを回復させてくれる、即効性のあるお手当です。

【葛の効能】

◎ 血液を浄化する……血液中の老廃物の排泄を促し、血液細胞(赤血球、白血球など)の質を高上させる

◎ 血行を促進する……血液循環が円滑になると、全身器官の機能が高まる

◎ 体を温める……代謝を高め血行を盛んにするため、体が温まる

◎ 免疫機能を高める……免疫細胞の生成過程を改善するため、免疫機能が高上する 

◎ 体組織を柔軟にし、強靭にする……血管、筋肉、靭帯、関節などを、柔らかくし、強くする

◎ 自律神経を安定させる……人体のあらゆる器官をコントロールする自律神経系を整え、その機能を高上させることによって、全身器官の機能高上につながる

◎ 内分泌機能を高める……内分泌腺から分泌されるホルモンのバランスが整い、全身器官のコントロールが安定する

◎ 老化防止……老化の原因となる活性酸素、老廃物などを処理し、代謝を高上
させることで、細胞が衰退するのを防ぐ

◎ 炎症を治める……病気や怪我の大部分は炎症の状態にあり、その改善を促進する

◎ 鎮痛……痛みの場所に血液を循環させて酸素を送り、停滞している分解産物を排除することにより、痛みが軽減する

◎ 痙攣(けいれん)を鎮める……顔、首、肩などのチック症状(ピクピクと痙攣)、横隔膜の痙攣(しゃっくり)、脚のこむら返りなど、筋肉組織の異常緊張を鎮める

◎ 血圧を安定させる……硬化した血管を柔軟にし、弛緩した血管を引き締めて
安定させるため、高い血圧は下がり、低い血圧は上がる

◎ 血糖を安定させる……膵臓機能を高上させ、インスリン活性を高めて糖の代謝を整えるため、高い血糖は下がり、低い血糖は上がる

◎ 解毒……アルコールの分解産物、アセトアルデヒドや毒虫の毒素などを分解する

◎ 消化器の機能を高める……胃、腸、膵臓、胆嚢など、消化の機能を高上し、栄養素の処理(分解、吸収、同化)などを円滑にする

◎ 肝臓の機能を高める……500以上の働きを受け持つ人体最大の大きさと能力を持つ重要な臓器である肝臓の機能を高上させることは、血液質を高め、全身器官の機能が高上することにつながる

◎ 腎臓の機能を高める……体内の老廃物をはじめ有害物質を対外に排除することによって、全細胞が十分機能できる内部環境を造る

◎ 副腎の機能を高める……免疫システムの要になる副腎を高上させることで、アレルギーや自己免疫疾患を改善し、感染症、癌などを防ぐ

◎ 循環器の機能を高める……血液の質と循環を整えることによって、血管や心臓の組織を強化し、機能を高上させる

以上のように、身体全体をバランスよく改善する優れた植物です。年齢、性別、
体質、病状などに関係なく、誰でもいつでも摂って良いものです。葛は、漢方薬としても使われますが、食品として常食しても良いものです。このようなものを、漢方では、上薬(上品(じょうぼん))といい、安全で、効果的で誰でもが使える薬とされてきました。病気の時は、上品を使って治すのが名医といわれていました。

漢方処方薬には、葛を主にしたものが、数多くあります。「葛根湯」「桂枝加
葛根湯」「葛根黄連黄芬湯」「葛根湯加川辛夷」「升麻葛根湯」「独活葛根湯」
「参蘇飲」等々。

中でも、「葛根湯」は最もよく知られています。葛根湯は、葛根を主に、マオウ、ショウキョウ、ナツメ、ケイシ、シャクヤク、カンゾウを混合し、煎じたもの。風邪、麻疹(はしか)、急性中耳炎など熱性感染症、眼疾患、歯痛などに効果がある発汗解熱剤とされています。風邪の場合は、悪寒(寒気)、内熱(熱が内に篭っている)、首筋・肩(僧帽筋)、関節等のこり・痛みなどの症状がある初期の状態にのみ使用します。

漢方処方薬は、適切な使い方をしなければかえって害が出ますが、葛を単体で食品として使う場合は、どんな食べ方をしても一切かまいません。食生活の中に葛を取り入れて、健康増進に活用してください。




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