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うさとの服展示会 2013年秋


10月25日(金)〜28日(月)

佐野富美恵さん主催

タイ・チェンマイで手紬ぎ、手織り、草木染された布たちを元オートクチュールデザイナーの佐藤うさぶろうさんがデザインした「いのちのかたまりのような服」

 

『ほんとうの自分は、自然そのもの、
いのちのかたまりなんです。

自然のエネルギーに満ちあふれているもの、
いのちが宿った服をまとえば、
からだも心も魂も自然な呼吸を取り戻します。

自然と共生し、地球と共鳴するのを体感できるようになる。

そうしたら、森羅万象を創った宇宙のエネルギーとも共振できるんです。

                                うさぶろう』



「衣食住」の一番最初は、衣。
衣服のルーツは薬だったんです

「衣食住」という言葉があるように、着るもの、食べるもの、住むところは、私たちが生きるうえでなくてはならないベースです。でもどうして「食」より「衣」が先にくるのかな。みなさんは、なぜだと思いますか?
ぼくが感じたのは、太古の昔は、食べるものより身につけるもののほうに、より重きをおいていたんじゃないかということです。
何かを「まとう」というのは、人間だけがする行為でしょう?
衣服のルーツをたどると、布には、暑さ寒さからからだを保護するだけでなく、邪悪なものから心身をまもる、魂をいやすといった「祈る心」がこめられていたことがわかりました。
人間が草木の繊維や動物の毛で布をつくり始めたのは、紀元前6000年のころなんだそうです。布をいろどる染料には、身のまわりにある植物の花や葉っぱ、木の皮や実、泥などの“自然”の恵みをいただいていました。
昔の人は植物にさまざまな薬効があることを知っていて、草木染めは、そのエキスに布をひたして湿布をつくったのが始まりらしいです。
中国最古の着物の一つでもある『書経』にも、こんな記述があります。

「草根木皮、これ小薬なり。鍼灸、これ中薬なり。飲食衣服、これ大薬なり。身を修め、心を治める、これ薬源なり。」

草の根や木の皮は、漢方薬のことです。鍼や灸は、治療の方法。そして、漢方薬や治療よりもっと効くのが、飲物、食べ物と衣服なんだそう。
その衣服は、草木で染められたものに違いありません。
「服」の語源には、ピタリと身につけてはなさない、という意味があります。薬を飲むことを「服用」するといいますが、飲んで効くものは「内服」薬、身につけて効くものが、「外服」薬。衣服は、布に染められた草木の薬効を皮膚をとおして吸収させ、病をいやすものだったのです。
もちろん「大薬」ですから、病気だけでなくさまざまなものからまもってくれるという位置にあったのでしょう。
げんに昔の人たちは、植物にスピリチャルなパワーを感じ取っていました。だから、衣服には霊性がやどると考えられていたのです。

自然のエネルギーに満ちあふれた服なら
きっと、着るだけで元気になれるよね

服の本質は、
「自然界のエネルギーを取り込んで、心とからだと魂を活性化させること」。

ぼくは、着ることの意味をそうとらえています。
先ほど例にあげた『書経』もそうでしたが、服の役割は食べ物のそれと同じなんです。
いま、マクロビオティックやオーガニックフードに注目が集まっています。そういう食事をしている人は新陳代謝がよくなりし、自然素材の服を着ている人は皮膚呼吸が活発になると思います。
人間が皮膚から呼吸するものは、ものすごく多いんじゃないかな。
水や空気や太陽の光・・・外界のあらゆるものとのやりとりを、皮膚をとおして続けているはずです。
その大切なセンサーである皮膚に、24時間密着しているのが拭くなんです。
ところが、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維で織られ、化学染料で染められている衣服は、汗を吸いにくく皮膚呼吸もうまくいきません。デザインを優先してつくられた服も、からだの自由な動きをさまたげたり内臓を締め付けたりしがちです。
そういう服をずっと身に着けていると、皮膚の感覚やからだ本来の機能がどんどん失われていきます。化学物質過敏症やアレルギー体質の人は、からだが先に気付いて教えてくれるんです。
着るものは、流行を追いかけるファッションだけじゃない。いのちの輝きにとって、とても大事なものなんです。
どんな素材を選びどう身に付けるかで、その人の存在そのものが変わってくるとぼくは思っています。

さとう うさぶろう氏著「あいをよる おもいをつむぐ」より

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