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頭痛に対するマクロビオティックの対処法

 

頭痛には、前頭部・後頭部・側頭部にときどき起る軽度のものから、頭の深部に起こる慢性で重症の偏頭痛までさまざまな症状が見られ、貧血・脳腫瘍・慢性疲労症候群・眼精疲労・食物アレルギー・更年期障害・月経前症候群(PMS)・服鼻腔炎・脳卒中・顎関節症など、潜在的な疾患に付随して起きている可能性も考えられます。一般に頭痛は、‘の周りをベルトできつく締め付けられているような継続的鈍痛に代表される緊張性頭痛、∩案部・眼球・鼻周辺に痛みを伴う副鼻腔からくる副鼻腔頭痛、Iゝ佑泙蠅篝屬藉蕕鯣爾ぁ∧厂椶亮辺に鋭い痛みが走る症状が数時間から数日間継続され、特に就寝数時間後によく起きる連続性頭痛、ての中心部や頭部の片側に起り、眼がちかちかしたり、異臭や奇妙な音が付随する場合が多く、体力を消耗するほどの激しい偏頭痛-というう4種類に大別されます。

現代医療では、緊張性頭痛には、アスピリン・アセトアミノフェン・イブプロフェンなどの鎮痛剤が処方され、偏頭痛の解消には、コルチステロイド・カルシウム回路やベータ回路の遮断剤・抗うつ剤などの強力な薬物投与が実施されていますが、バイオフィードバック・瞑想・イメージ化をはじめとする各種代替医療法も効果的です。頭痛は、食事の不均衡が潜在的要因で起きる場合が多く、特に症状が起きる直前にとった飲食物に起因しています。バランスが取れたマクロビオティック食事法を実践すると、頭痛の各症状が解消して、再発が予防されます。


原因
1.頭痛の主要原因は、飲食物の過剰な摂取によるもので、ストレスや緊張が痛みを増加させることはあっても、頭痛の原因になることはまれです。現代的マクロビオティックを実践している場合、大人も子供も年間を通して一度も頭痛を経験しないのが通例で、日常生活で重圧や挑戦の機会に直面することはあっても、頭痛がおきてアスピリンなどの薬が必要な事態一切ありません。


2.頭痛をエネルギー的観点から分類すれば、前頭部・後頭部・側頭部・頭の中心に起きる4種類に区別され、これらの部位が緊張したり緩むことによって引き起こされます。家庭でできる安全で簡単な家庭療法を実践する際には、その症状の陰陽で判断することが大切。


3.前頭部の頭痛は、砂糖・チョコレート・はちみつなどの甘味料・果物や果汁・ビール・ワインなどのアルコール類・アスピリン・経口避妊薬などの薬剤といった極陰性な飲食物の過剰摂取によって引き起こされます。脈打ち鋭く差して割れるような痛みを伴う場合が多く、暑い季節にはその痛みがさらに増幅されます。緊張性頭痛の一部、副鼻腔頭痛および連続性頭痛の大半が、これに相当します。

 

4.後頭部の頭痛は、肉・家禽類・卵・塩味のチーズ・焼いた魚介類をはじめ、塩分や塩気の効いた食品・パン・クッキー・クラッカー・ぽんせんなど、堅く焼き締めた食品を含む極陽性な飲食物の過剰摂取によって引き起こされます。一般にこうした痛みは、ずきずきせずに、強く押され締め付けられるような鈍痛で、寒くなると痛みが強まります。緊張性頭痛が、これに相当するものです。


5.側頭部の頭痛は脂っぽい食品の摂り過ぎにより、肝臓や胆嚢の機能と双方をつないで頭部に至る経絡の円滑な循環が妨げられて起きる場合が多い。痛みは、鈍痛の場合も鋭いときもあり、緊張性頭痛の一部がこれに相当します。一般に左側頭部に起る頭痛は、単糖類・果物や果汁・清涼飲料・スパイス・刺激物の過剰摂取によるもので、頭部の右側が痛む場合は、肉・家禽類・卵・チーズ・その他の乳製品を含む動物性食品、塩気のきいた食品・焼き締めた小麦粉製品・刺激物の過剰摂取によることが多い。


6.頭の中心部の頭痛は、たんぱく質や脂肪が多い動物性食品、得に塩漬けの肉、卵・キャビア・魚の干物のとりすぎに起因し、脳が強く締め付けられるような痛みがある場合が多く、偏頭痛がこれに相当します。

 

7.上記以外の原因で起こる鋭い頭痛は、唐辛子やマスタードなどの辛いスパイスや、アルコール類・コーヒー・ミントティー・ペパーミントティーといった刺激物の摂り過ぎによるもの。


8.上記以外の原因で起る鈍い頭痛は、食事全体に含まれる水分や油のとりすぎ、食べすぎによる消化不良に起因するもの。


9.また、冷たい飲食物・アイスクリーム・生の油・アルコール類を摂り過ぎた場合にも頭痛が起きます。


10.食べすぎ・飲みすぎも、頭痛の発生要因となります。


11.薬物やサプリメントを過剰に服用すると、頭痛が起きる場合もある。

【解消法】

食事法
1.玄米・大麦・小麦・あわ・ひえ・トウモロコシを含む雑穀など、全粒穀物を毎食とるようにする。後頭部や頭の中心部の頭痛の場合は、ソバは裂ける。パンなどの焼いた小麦粉製品も避けるほうが望ましい。

 

2.炒飯や焼きそばは、側頭部の頭痛の場合は避けるが、それ以外の頭痛なら、一週間に一回程度なら食べてもよい。

 

3.毎日、味噌汁やすまし汁を飲む。ただし、薄味にする。


4.さまざまな種類の野菜類をとるようにする。ただし、ジャガイモ・トマト・アボカドなどの熱帯性野菜は避ける。自然薯(ヤマイモ)以外のいも類を避ける。


5.生のサラダは食べない。


6.油を多く使った料理は避ける。


7.豆類と海藻については、標準的な食事指針に従う。


8.魚貝類も含めて、動物性食品は避けたほうがよいが、食べたい場合には、油の少ない白身魚を一週間に一回程度ならよい。


9.果物もできるだけ避ける。どうしてもほしいときは、加熱した果物やドライフルーツをとるほうが望ましい。生の果物を食べるときは塩ひとつまみふるとよい。


10.木の実は、油分が多いので、避ける。コマや南瓜の種ならよいが、ひまわりの種は油が多いので避ける。


11.飲物については、標準的な食事指針に従うが、コーヒー・アルコール類・ミントティー・ペパーミントティーなどの刺激物は全て避けること。


12.塩分の摂取量は適量とする。


13.夜中にスナックをつまみ食いしない。


14.よく噛んで食べることが大切で、少なくとも一口50回かむようにする。

家庭療法
1.前頭部の頭痛の場合には、醤油番茶・梅醤番茶・梅醤くずを少量飲むとよい。軽く一握りのごま塩か、鉄火味噌小さじ一杯とるのも効果的で、いずれも収縮力が強く、頭痛や痛みを起こす拡散力を緩和する役目を果たすものである。外部からの手当てとしては、豆腐パスター・青菜パスターなど冷たい湿布を頭に貼るとよい。冷たい水や氷水に浸して絞ったタオルを使ってもよいが、あまり効果は期待できない。林檎ジュース・大根の絞り汁・胡麻油・しょうが油を痛む部位に塗りこんでもよい。エネルギーを頭部から身体の下部に下げるには、塩水に足を漬ける。使う塩水は、冷たい方が効果的である。両足の人差し指・中指をマッサージすると胃の経絡が刺激され、その経絡から過剰な陰性エネルギーの排出が促進される。偏頭痛が有る場合には、痛みがあるのと同じ側の足の指を揉むと良い。(これ私も偏頭痛の時にやってみましたが、驚くほど効きました!)マッサージの仕方は、強めにいくぶん指を引っ張るようにして行う。


2.後頭部の頭痛には、林檎ジュース・オレンジジュース・飴葛茶を小さなカップに一杯飲むか、梅の濃縮エキスを少量とるとよい。熱い湯につけて絞ったタオルを肩や首の後ろに当てると痛みが緩和される。熱い湯に足を漬けるのも効果的で、肝臓の経絡の終着点にあたる足の親指の付け根部分をマッサージするのもよい。足の小指もマッサージする。


3.側頭部の頭痛には、生の大根の絞り汁大さじ2杯に1カップの湯を注いで加熱し、醤油を少々たらして飲むとよい。飴くず茶や麦芽飴で練った葛にもリラックス効果があり、痛みを緩和してくれる。これに生姜おろしを少量加えてもよい。長ネギや玉葱の味噌汁を飲むのもよい。外部からの手当てとしては、熱い湯に浸して絞ったタオルと、冷水で絞ったタオルを交互に側頭部に当てるとよい。ぬるま湯に足を漬けたり、足の薬指をマッサージするのもよい。これによってエネルギーが頭部から足の部分に下がり、胆嚢と膀胱の経絡からの排出がはじまる。


4.頭内深部の頭痛には、加熱したりんご・温めたりんごジュース・熱湯に米酢もしくは麦芽飴か米飴を小さじ1杯加えて飲むとよい。梅干にも、極端な症状を中和する効果がある。両足の親指には、肝臓と脾臓の経絡が走っているので、その内側と外側の部位も含めてマッサージすると、両方の臓器を刺激して凝りや停滞が解除され、痛みが緩和される。


5.毎日朝晩二回、身体をこすって摩擦(ボディースクラブ)し、血行を促進させるとよい。


6.便秘を伴う頭痛の場合は、梅醤葛か梅醤番茶を毎日1カップずつ5日間のみ、その後は一日おきに10日から2週間、継続して飲むとよい。


7.腎臓と腸の上の腹部にそれぞれ15分ずつ生姜湿布を行うと、痛みが緩和され、エネルギーの循環が活性化する。これを数日間、毎日行うか、1週間に2回、1ヵ月間、継続して実施する。首・肩・背中に懲りがある場合は約5日間、食事の回数を一日一回に減らし、その間、生姜湿布を一日一回、首や肩に行うとよい。


8.頭痛には、指圧や鍼療法も行っても効果的である。


9.半断食や断食を行うのも効果的であるが、実施する期間は1週間から10日に限定し、その間は、水やお茶を飲むようにする。その際、玄米粥をとると良い。朝晩、甘い野菜ドリンクをカップ1杯飲んでもよい。



参考になりましたか?滅多に頭痛など起らない私も、一度だけ偏頭痛に襲われた時がありました。長期間コーヒーを飲んでいた私がぴたりとコーヒーを飲まなくなったら、頭痛がしたんですね。コーヒーで緩んでいた脳細胞が急激に収縮して起った頭痛だと分かったのです。経絡マッサージをしてコーヒー一杯のんだら無事おさまりました。でもコーヒーも刺激物だからなるべく飲まない方がいいんだよね。


上記の手段を講じても、症状が改善されない場合には、医師の診断を受けてください。頭痛は、脳腫瘍など、重大にな疾患による場合もありますからね。

このような詳細にわたる陰陽理論、家庭療法をお知りになりたい方は、久司先生の『ザ・マクロビオティック』マガジンハウス約5000円をお買い求め下さい。我が家は家庭の医学は無いけれど、『ザ・マクロビオティック』に随分助けられています。
 

 

花粉症についてはこちら → 

 

春を健やかに過ごしたいものですね。

 

コメント
じっくり読ませて頂きました!!有難うございます!頭痛は食事の不均衡ですかぁ。。ん〜なるほど。脂っぽい食品や刺激強いものはそんなに食べないんだけどなぁ〜、強いて云うとアルコール?!(;^_^A
こうして読ませて頂くと陰性よりな食事を痛感し胸が痛みます、苦笑。あっスムージーはNG??
足指マッサージと体を擦る、はすぐに始めますね。後はやっぱり摂生って事ですね。とっても勉強になりました☆有難うございました ^^
  • さらり青木です
  • 2012/04/16 2:40 PM
コメントありがとうございます。私もその昔アルコール大好きだったですが、今は身体が要らないって言ってるのが聞こえます。ただ、とても忙しい一日を過ごした後や、温泉で長湯をした時などは、ビールに手が出そうな時はありますが、冬場は豆乳が十分火照った体を冷やしてくれます。。
実は原因はスムージーじゃないかな?と考えていますが、青木さんの身体がとてもとてもスムージーを要求しているなら飲んだ方がいいんじゃないかな・・・。ボディーマッサージは、あったかい濡れタオルでしてくださいね。朝やると元気もりもり出ますよ〜!それからしつこいようですが、ヨガ超おすすめです!
  • MAGNOLIA
  • 2012/04/16 2:48 PM
頭痛はスムージーをする随分前からあって、去年グリーンスムージーを続けた時にリンパが流れた感じがしたので又試してみてたのです。でも今回は量や毎日とか拘らずに適当ですが。。。嫌だけど更年期なのかな〜トホホ。。
色々有難うございます ^^
  • さらり青木
  • 2012/04/17 12:05 PM
こ、更年期ですか〜?そんな齢でしたっけ?御見それしました!色んな身体の訴えを食事だけで治すのは本当に難しいですよね。最近しみじみそう感じます。ただ、即効性がある抗生物質などで、一時的に抑えるのはとても危険だというのもしみじみ感じます。ま、お互い身体と相談しながら、ゆっくりと食養生していきましょうね〜!大阪にはなかなか行けませんが、こちらに来られることがあれば是非また寄ってくださ〜い!お待ちしていま〜す!
  • MAGNOLIA
  • 2012/04/17 1:12 PM
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